出張荷物を減らすコツ|現地調達できるものリストと注意点

出張荷物を減らすコツ|現地調達できるものリストと注意点

海外出張の準備でこんな悩みはありませんか?

  • 荷物を減らしたいけど、何を持って行けばいいのかわからない
  • 現地で買えるものを知って、効率よく準備したい
  • 日本から持参すべき“本当に必要なもの”を知りたい

この記事では、私の実体験をもとに「現地調達で十分だったもの」と「日本から持参して正解だったもの」をまとめました。

荷造りの判断に迷ったときのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

現地調達で十分だったもの一覧【持参不要】

以下は、私が実際の海外出張で「持って行かなくても問題なかった」と感じたアイテム一覧です。

現地で簡単に調達できたものは、荷物を減らすのに役立ちます。

カテゴリーアイテム調達先の例ポイント
日用品歯ブラシ・歯磨き粉ドラッグストア
(CVS、 Walmart)
ヘッドが大きめ。気になる人は子供用が◎
洗濯用品ポッド型洗剤Walmart、Target計量不要。柔軟剤入りタイプを推奨
日本の食材米・めんつゆアジア系スーパー高価。SUSHI RICEが日本米の代用に
乾燥対策グッズコンパクト加湿器Walmart、Target喉の乾燥対策に有効。濡れたタオルを干すのも◎

現地で買ってよかった!便利アイテム

防寒・気候対策グッズ

スノーブーツ

思った以上の積雪で、安全靴では歩きにくく、現地で購入。

通勤が快適になり、体力的な負担も軽減されました。

靴のサイズ表記は日本とは違うので、下記も参考にしてください。

日本22.022.523.023.524.024.525.0
アメリカ55.566.577.58
イギリス3.544.555.566.5
中国34353637383940
ヨーロッパ34353637383940

試し履き推奨です。

メーカーによって足囲・足幅が異なる場合もあります。

スノーブラシ

車通勤だったので、行きや帰りに雪が積もっている時に活躍。

ドアの開閉前に雪を払うだけでも大違いです。

加湿器

暖房による乾燥がひどく、途中で現地購入。

水の補充は手間でも、快適さが大幅アップしました。

暮らしを快適にするアイテム

カーナビ

レンタカーにカーナビが付いていないことも。

最初はスマホ片手に運転していましたが、駐在員の方にナビを借りてからは、スムーズな移動が可能に。

スマホホルダーを現地で購入してGoogleマップを活用するのも◎。

炊飯器

現地で借用。

自炊や鍋料理にも使えて便利でした。

メイク用品

MAYBELLINEやREVLONなどの海外ブランドは現地でも購入可能。

発色や成分に違いはありますが、使用には問題ありませんでした。

※クリスマス時期の限定コフレは自分用にもお土産にもおすすめ。

現地調達に失敗!【持って行くべきだったアイテム】

現地で生活してみて、「これは日本から持ってくればよかった…」と感じたアイテムもありました。

どれも小さくて軽いため、次回は迷わずスーツケースに入れるつもりです。

文房具

品質や種類にばらつきがあり、使いづらいことも。

ボールペンやノートなど、必要最低限は持参を。

マイ箸

近くで販売されておらず、フォークやスプーンで代用。

出張中に何度も外食が続いたため、使い慣れた箸を一膳持っていくだけで、ちょっとしたストレスを減らせたと思います

常備薬(風邪薬・胃腸薬など)

現地薬は成分が強めなうえ、服用量の判断が難しいことも。

言語の壁もあるので、普段使い慣れた市販薬を少量ずつでも持参がおすすめです。

注意が必要な現地調達アイテム

現地で手に入るとはいえ、「日本と同じ感覚で使えるかどうか」は別問題です。

とくに日用品や食品は、品質や仕様が大きく異なることもあります。

日本と品質・仕様が異なるもの

歯ブラシ・歯磨き粉

アメリカの歯ブラシは、ヘッドが非常に大きめ。

日本の標準サイズは、現地では子供用扱いされることもあります。

また、歯磨き粉はフッ素やホワイトニング成分が強め。

人によっては刺激が気になることもあるので、使い慣れたものを持参する方が安心です。

生理用品

サイズや使用感に差があり、こだわりがある人は持参を推奨。

お米・調味料

“SUSHI RICE”という表記でも、日本で馴染みのあるお米とは食感や炊き上がりが異なる場合があります。

また、めんつゆやだしなどの調味料はアジア系スーパーで手に入りますが、価格は日本の2~3倍ほど。

サイズや成分に注意すべきもの

靴・衣類

サイズ表記が日本と異なり、ブランドごとにサイズ感もバラバラ。

とくにスノーブーツやジャケットなど、着心地が重要なアイテムは現地での試着がマストです。

医薬品・化粧品

アメリカの薬は成分が強いものもあり、体質に合わない可能性も。

日頃使っている常備薬は日本からの持参がベターです。

メイク用品も発色や質感が異なるため、こだわりがある方は日本製を持っていくと安心。

現地調達をうまく活用するコツ

「すべて持って行く」でも「全部現地で買えばいい」でもなく、必要なものだけを見極めて現地調達を活用することが、荷物を減らすコツです。

以下のポイントを押さえておくと、無理なく、無駄なく準備できます。

購入場所の選び方(スーパー・ドラッグストアなど)

日用品 → ドラッグストア(CVS、Walgreens など)

歯ブラシや洗剤などの生活用品は、ドラッグストアで簡単に購入できます。

24時間営業の店舗もあり、出張中の急な買い足しにも便利です。

食品 → アジア系スーパー(H-Mart、Mitsuwaなど)

現地のスーパーでは見かけない日本食材も、アジア系スーパーなら比較的手に入りやすいです。

出張先の近くにあるか、事前に調べておくと◎。

衣類・家電 → Walmart、Target、アウトレットモール

寒冷地での出張なら、防寒具やブーツなどを現地で調達するのも手。

価格と質のバランスを考えると、量販店やアウトレットがねらい目です。

私はスノーブーツをMarshallsで購入しました。

タイミングと持参判断のポイント

到着後すぐに使うものは持参

歯ブラシ、充電器、常備薬など、空港到着直後から必要になるものは日本から持って行くのが安心です。

こだわりがあるもの・代用が難しいものは持参

肌に合う基礎化粧品や使い慣れたメイク用品、愛用の調味料など、代替が難しいものは優先して持参しましょう

かさばる・重い・現地で安く買えるものは現地調達

洗濯洗剤やティッシュ、加湿器など、荷物になるものは現地で購入したほうが効率的です。

現地調達を上手に活用してスマートな出張準備を

「すべてを日本から持参する」のは、実は非効率。

現地調達をうまく活用することで、荷物も心もぐっと軽くなります。

とはいえ、「これは持って行ってよかった!」「現地では手に入らなかった!」というアイテムも確かに存在します。

そのため、準備の際は、

  • 持参すべきもの
  • 現地調達でOKなもの

をリスト化して、自分なりの基準を持っておくと安心です。