
初めての海外出張は、ワクワクする反面、「何を持っていけばいいの?」という不安もつきものですよね。
私も初めての海外出張が長期滞在だったため、事前にたくさん情報を集めましたがーー
現地に着いてから「これも持ってくればよかった…」と後悔することが何度もありました。

現地に女性駐在員がいなかったため、リアルな持ち物や過ごし方が聞きづらく、苦労しました。
この記事では、そんな私の実体験をもとに、
「本当に必要だったもの」「あれば便利だったもの」をまとめています。
本記事で紹介する内容
- 機内持ち込みの持ち物
- 預け入れ荷物の持ち物
- 必要なサイズのカバン
「何を持っていくべきか迷っている」方へ向けて、
必要最低限で快適に過ごせるアイテムを、実体験に基づいてリスト化。
機内持ち込み、預け入れに分けたチェックリスト付きで、出発前の最終確認にも役立ちます。
忘れ物によるストレスを減らし、安心して出張に臨めるように。
ぜひ、チェックリスト代わりとしてご活用ください。
すぐに確認したい人向け!持ち物チェックリストを開く
【機内持ち込みのリスト(31選)】
カテゴリー | 持ち物 | 重要度 | ポイント |
---|---|---|---|
貴重品・仕事道具 | パスポート | ★★★ | 紛失時は大使館対応が必要。常に手元で厳重に管理を。 |
ビザ・電子渡航申請 | ★★★ | 渡航国によっては事前取得が必須。期限や申請内容を事前に確認。 | |
クレジットカード | ★★★ | 現地での支払い・保証に必須。ブランドを分けて2枚以上あると安心。 | |
現金・財布 | ★★★ | 両替やチップ用に少額の現金を準備。 | |
航空券 | ★★★ | スマホ表示が主流だが、紙の控えもあると安心。 | |
ホテルの予約確認票 | ★★ | オフライン閲覧可能なPDFまたは印刷版があるとスムーズ。 | |
海外旅行保険証・健康保険証(コピー) | ★★ | 万が一の受診に備えて、紙で携帯を。 | |
国際免許証 | ★★ | 現地で車を運転する場合は必須。 | |
緊急連絡先 | ★★★ | 紙で印刷して携帯。スマホ紛失時にも対応できるように。 | |
会社用スマホ | ★★★ | 業務に必須。充電状況も事前に確認を。 | |
会社用PC・充電器 | ★★★ | 忘れると業務に大きく支障。電源形状も要確認。 | |
モバイルバッテリー | ★★ | 預け入れ不可。必ず機内持ち込みに。 | |
USBメモリ・外付けHDD | ★★ | セキュリティに配慮して携帯。重要データのバックアップにも。 | |
ポケット型Wi-Fi・またはSIMカード | ★★ | 通信環境を事前に整備。現地調達時は事前調査を。 | |
整理用ポーチ | ★ | 細かいアイテムをまとめておくと保安検査もスムーズ。 | |
筆記用具 | ★ | 入国書類の記入に。1本ペンを常備。 | |
移動中・機内で使うアイテム | ネックピロー | ★ | 長期間フライトの首の疲れ軽減に。 |
アイマスク・耳栓 | ★ | 光・音対策で睡眠をサポート。 | |
スリッパ・着圧ソックス | ★ | むくみ予防・快適な足元対策に。 | |
お菓子 | ★ | 小腹が空いた時用に。音が出ないものがおすすめ。 | |
エンタメグッズ(娯楽用アイテム) | ★ | 事前ダウンロードで快適に。 | |
防寒具(ストールやコートなど) | ★★ | 機内は冷えることも。温度調節しやすいものを。 | |
衛生・美容用品 | メイク落としシート | ★★ | 液体制限にかからず、座席でさっと使える。薄めのメイク推奨。 |
スティック美容液 | ★ | 機内の乾燥対策に便利。こまめな保湿を。 | |
リップ・アイブロウ | ★ | 降機前のメイク直しに。 | |
歯磨きシート | ★ | 水不要で、機内食後の口内ケアに。 | |
汗ふきシート | ★ | 移動後のリフレッシュに。 | |
除菌シート | ★★ | 海外では衛生対策が重要。 | |
マスク | ★ | 乾燥・風邪予防に。不織布の使い捨てタイプが便利。 | |
爪切り | ★ | 持ち込み可のクリッパー型。簡易ハサミ代わりにも。 | |
常備薬 | ★★★ | 現地調達が難しい薬は必ず持参。 | |
眼鏡 | ★★ | コンタクト利用者も。乾燥対策として眼鏡の携帯を推奨。 | |
その他 | エコバッグ | ★ | すぐ使いたい物を入れて座席下に置くと便利。 |
★★:あった方が良いが、代替手段があるもの
★:快適性や安心感を高める補助的アイテム
【預け入れ荷物のリスト(19選)】
カテゴリー | 持ち物 | 重要度 | ポイント |
---|---|---|---|
衣類関連 | 衣類(スーツ、普段着など) | ★★★ | 日数分+予備1日分が基本。2週間以上なら、洗濯の想定も。 |
作業着 | ★★ | 技術職・現場訪問がある場合は忘れずに。 | |
寝間着 | ★★ | 滞在先によっては備え付けなし。快適な眠りのために持参を。 | |
ピンチ付きハンガー | ★ | 洗濯物の部屋干しに重宝。 | |
洗濯袋&洗濯ネット | ★ | 汚れた衣類の仕分けに。 | |
仕事道具・予備のガジェット類 | ノート・筆記用具 | ★★ | 会議や現地でのメモ用。 |
名刺 | ★★ | 予備含め多めに準備。英語版があるとさらに◎。 | |
変換プラグ・電源タップ(延長コード) | ★★ | プラグの形状の確認を忘れずに。 | |
スキンケア・メイク品・洗面用品 | シャンプー・トリートメント | ★★ | 現地の製品が肌に合わない場合も。 |
体を洗うタオル・クシ | ★ | 滞在先にない場合に備えて。 | |
ヘアゴム・ヘアバンド(洗顔用) | ★ | スキンケア時にあると便利。 | |
ドライヤー | ★★ | 滞在先の風量に不安がある場合は持参。 | |
ヘアアイロン | ★ | 髪型を整えたい方に。海外対応の電圧か要確認。 | |
スキンケア・メイク用品 | ★★ | 現地調達しづらいため、日本から一式持参が安心。 | |
生理用品 | ★ | 現地で合う製品が見つかりにくことも。 | |
食・便利グッズ | 日本食・お土産 | ★★★ | 日本の味で心身をリセット。 |
電気ケトル | ★ | 部屋での簡易調理・お茶に便利。 | |
折りたたみ傘 | ★ | 日傘として使えるタイプが◎。 | |
エンタメ用デバイス(タブレット等) | ★★ | リラックスタイムに。映画鑑賞、読書、語学学習など幅広く活用可。 |
★★:あった方が良いが、代替手段があるもの
★:快適性や安心感を高める補助的アイテム
機内持ち込みの持ち物31選!

貴重品等は預け入れ荷物ではなく、ロストバゲージ(荷物紛失)等何か起こったときに備えて機内へ持ち込みましょう。
また、長時間のフライトで疲れやすく、かなりの負担を強いられます。
少しでも快適に過ごすために、持っていると便利なものをまとめました。
貴重品・仕事道具
パスポート
有効期限は必ず確認しましょう。滞在期間にもよりますが、残存期間が1年以上あると安心です。
姓が変わっている場合は、パスポートと航空券の氏名が一致しているかを確認してください(旧姓で予約を取るなどの工夫も必要です)。

私は準備中に本籍を変更してしまい、パスポートの更新やビザの取り直しをする羽目になりました…
住所や本籍の変更タイミングにもご注意を。
ビザ(VISA、査証)、電子渡航申請(ESTAなど)
渡航先に応じて事前申請が必要です。
パスポートに紐づけされますが、承認通知は印刷して持参すると安心です。
ESTAを偽サイトで申請してしまい、入国できなかったという事例もありますので、必ず公式サイトから申請してください。
参考資料
手続きには国によって支払いが必要なものと必要ないものが存在します。
検索で表示された上位サイトが公式サイトとは限りません。

偽サイトは本来なら必要のない代金を請求されたりします。
でも、初めての国への渡航なら見分けがつきにくいと思います。
駐在員に確認するなど、できるだけ生の情報を得ましょう。
クレジットカード
ホテルのチェックイン時の身元保証のためにも必須のアイテムです。
すべての国際ブランドが使用できるわけではないので、2種類(例:VISAとMastercardなど)持参することをおすすめします。

私はVISAとJCBを持っていきました!
また、日本発行のカードが使えない店舗もありましたので、ある程度の現金も用意しましょう。
現金・財布
現地で日本円の両替ができないケースもあります。
出発前に外貨へ両替しておくことを安心です。
目安として、1ヶ月の滞在なら10万円分の外貨を用意すると良いでしょう。
また、高額紙幣(100ドル札など)は避け、20ドル札以下で揃えるのが便利です。
余裕があれば予約をしましょう!
予約せず外貨交換所に行ったら、細かい紙幣の用意がないと言われ、高額紙幣が多めになりました。
チップ用に1ドル札が数枚あるとスムーズです。

100ドル札や50ドル札は、本物かどうか確認されたり、割り勘したりするのに不便でした…
財布は日本円と外貨を分けて保管するのがおすすめです。
航空券
搭乗手続き時に提示が必要です。
すぐに取り出せる場所に保管しておきましょう。
ホテルの予約確認票
必須ではありませんが、預け入れ荷物の紛失時に備えて、手荷物に入れておくと安心です。
アメリカ渡航時は、飛行機のチェックインの際にホテル名の確認を求められることもあります。

会社でホテルを予約してもらったので、ホテル名が思い出せず、PCと格闘しました…
オフラインでも確認できるよう準備しておきましょう。
海外旅行保険証・健康保険証(コピー)
いざという時に備え、紙に印刷して持参することをおすすめします。
国際免許証
現地でレンタカーを運転する予定がある方は、必須アイテムです。
運転できない国・地域もあるため、出張先の規定を事前に調べておきましょう。

有効期限は1年間です。滞在期間にも注意です!
緊急連絡先
スマホが使えない状況に備えて、紙に印刷して持っておくと安心です。
会社用スマホ
忘れることは少ないですが、連絡先が会社用スマホにしか登録されていない場合も多いので注意が必要です。
特に現地メンバーや日本の関係者との連絡手段として、忘れず持参しましょう。

家を出る直前に玄関にちょい置きして、そのまま空港に行ったこともあります…
会社用PC・充電器
ロストバゲージ対策として、必ず手荷物に入れましょう。
また、機内にUSBポートやAC電源を搭載している場合もあるため、充電器も持参すると便利です。
機内Wi-Fiが使えるかどうかも事前に確認しておくと良いでしょう。

ロストバゲージ対策がメイン!機内では仕事をしませんでした。
モバイルバッテリー
預け入れ荷物には入れられないため、必ず手荷物に入れましょう。

スマホが3〜4回充電できる20,000mAh(100Wh)の物を1つ持っていきました。
ただし、機内持ち込みの容量制限に注意し、事前に航空会社や国土交通省のHPを確認しておきましょう。
USBメモリ・外付けHDD
会社の方針やセキュリティによりますが、私の会社では非推奨だったため、持っていきませんでした。
クラウドストレージでアクセスできる環境を整えておくと便利です。
ポケット型WiFiまたはSIMカード
私は現地調達後に会社経由で通信契約を行ったため不要でした。
個人で契約する場合や貸与されない場合は、事前準備が必要です。
整理用ポーチ
パスポートや書類はポーチにまとめて収納すると便利です。
私はA5サイズのポーチを使い、常に手元に置いていました。

サコッシュバッグに入れて、常に身につけておくのもオススメ!
領収書を入れておくのにも役立ちます。
筆記用具
出入国書類に記入に必要です。
機内で書けるよう、手荷物にペンを1本入れておきましょう。
ボールペンが配布されることもありますが、書きづらいため自分のものを持参するのがおすすめです。
移動中・機内で使うアイテム
ネックピロー
海外出張は長時間のフライトになることも多いため、時差ボケ対策のためにも、なるべくしっかり睡眠を取りたいところです。
座席を倒しても首が痛くなることがあるので、ネックピローがあると快適さが増します。

膨らますタイプの方が持ち運びに便利ですが、
口で膨らますのが苦手なので、ビーズが入ってるタイプを持っていきました!
アイマスク・耳栓
機内の照明が落ちても、他の乗客のスマホの光などが気になることがあります。

座席のスキマから差し込んでくる光が眩しくて寝られないことも…
また、エンジン音が気になる方は、耳栓やノイズキャンセリング機能付きイヤホンがあると快適です。
スリッパ・着圧ソックス
私は座席に着いたらすぐに靴を脱ぎ、持参した折りたたみスリッパに履き替えます。
締めつけ感がなくなり、熱がこもりにくくなります。
足元のリフレッシュには、汗拭きシートで足を拭いてから履くのがおすすめです。
また、エコノミー症候群対策として、着圧ソックスも併せて使用しています。
お菓子
機内食が口に合わなかったり、量が足りなかったりする場合に備えて、チョコレートなど、手軽に食べられるお菓子を持ち込むと安心です。

私は甘栗とチョコクッキーを持ち込みました!
個人的には、食べるときに音が出にくいお菓子を選ぶのがポイントだと思いました。
エンタメグッズ(娯楽アイテム)
機内のエンタメ設備は、搭乗する便によって内容にばらつきがあります。
個人用モニターがない便や、見たいコンテンツがない場合に備えて、電子書籍や映画をあらかじめダウンロードしておくのがおすすめです。

私はタブレットでマンガを読んでました。
防寒具(ストールやコートなど)
ブランケットの貸し出しがある場合でも、機内は肌寒く感じることがあります。
ストールやコンパクトなダウンなど、羽織れるものが1枚あると便利です。
寒い季節の出張では、出発地の気温が高くても、腰に巻いておくなどして持ち運ぶと荷物が減らせます。
私は冬の出張時、ユニクロのダウンコートを腰に巻いて搭乗しました。

コートは着たまま、膝にはブランケットの状態で過ごしました。
衛生・美容用品
液体物は機内持ち込み制限があります。
そのため、できるだけ該当しないアイテムを選ぶのがおすすめです。
どうしても液体でないといけないものは、持ち込めるように容量に余裕を確保しておきましょう。
注意事項
- 容量は1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋
- 袋のサイズは縦20cm✕横20cm以下でマチなしもの
- 100ml(g)以下の容器に入れること
- 透明プラスチック袋は1人1つまで
- 100ml(g)以下のジッパー付き容器であっても透明プラスチック袋に入っていないと持ち込み不可
手荷物検査時に引っかかると、その場で放棄する必要があるので、事前に確認しておきましょう。

対策が面倒だったので、私は液体物を持ち込みませんでした。
ただし、この制限は機内持ち込みの制限であり、預け入れ荷物には関係ありませんので、滞在時に使用するものは預け入れ荷物に入れましょう。
メイク落としシート
長期間のフライトでは、睡眠前にメイクを落としたくなるので、シートタイプを手荷物に入れておくと便利です。
液体の持ち込み制限にも引っかからないのもメリット。
座席でこっそり使ったり、お手洗いのついでにさっと拭き取ったりできます。
しっかり落とすには不向きなので、当日は薄めのメイクにしておくと安心です。
スティック美容液
機内は非常に乾燥するので、保湿ケアが欠かせません。
スプレータイプは液体物として制限されるため、スティックタイプなどの固形コスメを選ぶと手軽に持ち込めます。
アイブロウ・リップ
長時間のフライト後でも、眉毛とリップを整えておくだけで印象が大きく変わります。

出発前に眉ティントを使うのもオススメです!
歯磨きシート
食後に口をさっぱりさせたい方には、歯磨きシートがおすすめです。
歯ブラシだと水が必要だったり、歯磨き粉が液体物にカウントされたりするため、シートタイプが便利です。
汗拭きシート
スリッパに履き替える前に足を拭いたり、起床後のリフレッシュ用に使えたりして重宝しました。
顔にも使えますが、使用後は乾燥しやすくなるため、保湿ケアを忘れずに。
マスク
乾燥対策や、すっぴん隠しにも役立ちます。
不織布タイプで使い捨てできるものが衛生的で便利です。
爪切り
日本で主流なクリッパー型(挟み込むタイプ)であれば、機内持ち込みが可能です。
クリッパー型爪切り

爪の手入れ以外にも、ちょっとしたハサミ代わりになります。
常備薬
普段から飲んでいる薬は必ず持参しましょう。

私は頭痛薬(バファリン)を持っていきました。
水は保安検査後に購入できますし、客室乗務員に頼めばもらえます。
眼鏡
普段コンタクトを使用している方も、眼鏡を持っておくと安心です。
乾燥しやすい機内では、コンタクトよりも眼鏡の方が快適に過ごせることもあります。
その他:あると便利なもの
エコバッグ
座席下に収納する手荷物用として、エコバッグがあると便利です。
頻繁に使うものや貴重品を入れておくと取り出しやすくなります。

貴重品を入れた整理用ポーチと衛生用品を入れていました。
預け入れ荷物の持ち物20選!

出張中の日々の生活を最適に過ごすために、忘れず持っておきましょう。
衣類関連
衣類
スーツは1着、普段着は3日分、下着類と靴下は1週間分持っていきました。
勤務時は会社の制服を着用することが事前にわかっていたため、通勤用の服は持っていきませんでした。
多くのホテルにはコインランドリーが設置されているため、週に1度の洗濯で十分対応可能です。
また、アメリカでは乾燥機のパワーが日本より強く、服がかなり縮む可能性があります。

会社からもらった制服(作業着)はしっかり縮みました…
サイズが大きめだったので、却って良かったかも。
乾燥機にかけてもいい衣類は限定し、それ以外は部屋干しで対応していました。
乾燥機を使う場合は、ワンサイズ大きめの服を持って行くなどの工夫が必要です。
作業着
技術職の方は必須アイテムです。
私は工場への出張だったので、持参しました。
ただし、現地で準備されている場合もあるので、事前に駐在員や現地スタッフに確認しておくと安心です。
忘れがちなアイテム
- 安全靴
- 安全帽
- 安全メガネ
- 軍手
寝間着
私はパジャマ派なので、洗い替えに2セット持っていきました。
ホテルによってはバスローブが用意されていることもありますが、私の宿泊先にはありませんでした。
ピンチ付きハンガー
靴下や下着を干すのに使用しました。
ホテルには干すための場所が少ないため、ドアや家具に引っかけて干す工夫が必要でした。
洗濯袋・洗濯ネット
脱いだ服用の袋、洗濯物を運ぶ袋、乾燥後の服を入れる袋の3種類を使い分けていました。
洗濯ネットは下着や靴下用に便利です。
仕事道具・予備のガジェット類
ノート・筆記用具
現地の文房具は質が良くないものが多く、書きにくいため、日本製を持参するのが安心です。
アメリカで買ったノートは紙がザラザラしていて、書き心地がイマイチでした。
現地のTargetやWalmartで探したのですが、日本製の文房具は見かけませんでした。
名刺
私は社内関係者しか会わない出張だったため使いませんでしたが、社外の方と会う予定がある場合は必須です。
多めに持っていきましょう。
変換プラグ・電源タップ(延長コード)
海外の電圧やコンセント形状に対応するため、マルチタイプの変換プラグが便利です。
AC100V-240V対応機器であれば世界中で使えますが、事前に確認を忘れずに。
【参考】主な国の標準的な電圧とプラグの形状を開く
国名(州名) | 周波数 [Hz] | 電圧 [V] | プラグ |
---|---|---|---|
日本 | 50/60 | 100 | A |
アメリカ合衆国 | 60 | 120 | A/B |
アラブ首長国連邦 | 50 | 230 | G/M |
イギリス | 50 | 230 | G |
イタリア | 50 | 230 | C/F/L |
インド | 50 | 230 | C/D/M |
インドネシア | 50 | 220 | C/F |
オーストラリア | 50 | 230 | I |
韓国 | 60 | 220 | C/F |
シンガポール | 50 | 230 | C/G/M |
タイ | 50 | 220 | A/B/C/F/O |
台湾 | 60 | 110 | A/B |
中国 | 50 | (110)/220 | A/I |
ドイツ | 50 | 230 | C/F |
ハンガリー | 50 | 230 | C/F |
フィリピン | 60 | 230 | A/B/C |
フランス | 50 | 230 | C/E |
ベトナム | 50 | 110/220 | A/B/C |
ポーランド | 50 | 230 | C/E |
香港 | 50 | 220 | D/G |
マレーシア | 50 | 240 | A/C/G/M |
南アフリカ共和国 | 50 | 230 | C/M/N |
ミャンマー | 50 | 230 | C/D/F/G |
メキシコ | 50 | 127 | A/B |
モロッコ | 50 | 127 | C/E |
また、ホテルのコンセントは数が少なかったり、使いにくい位置にあったりするため、延長コードがあると非常に便利です。
私は複数機器を同時に充電できるタコ足タイプを使用していました。
スキンケア・メイク品・洗面用品
シャンプー・トリートメント
ホテル備え付けのものは髪がきしむことが多く、肌に合わないことも。
普段使い慣れたものを新品で持参するのがおすすめです。

長期滞在だったので、家で使用するような通常サイズの新品を持っていきました。
体を洗うタオル・クシ
薄手で背中まで洗えるタオルは日本から持っていきました。
また、クシも普段使いの物を持参。
洗髪(トリートメント)時や髪を乾かすときに活躍します。
ヘアゴム・ヘアバンド(洗顔用)
日本にいる時は使っていなかったのですが、出張中は髪型のメンテナンスがでず、髪の毛が伸び放題になってしまいました。
そのため、最初は耳にかけるだけで問題なかった髪が、洗顔中に顔にかかってくるのが徐々にストレスに。
私は髪の量が多いので、ヘアクリップよりヘアバンドの方が快適でした!
ドライヤー
ホテルのドライヤーは風量が弱いものが多いため、自分の物を持参しました。
ただし、100V専用の機種が多く、海外では使用できないことがあるので、電圧対応を事前に確認しましょう。
ドライヤー前のアウトバストリートメントも忘れずに!
ヘアアイロン
私は癖毛のため、縮毛矯正後に出発しましたが、長期滞在では効果が薄れてくるので持参しました。
これもドライヤーと同様に、電圧の確認が必要です。

私の出張先(アメリカ)では、アジア人の髪質に慣れていない場合が多く、希望通りの髪型にならない可能性があると聞き、利用はしませんでした…
スキンケア・メイク用品
普段使っている一式を新品で持参しました。
現地では化粧水や乳液などのアイテム自体が販売されてない場合もあり、代用が難しいため現地調達は基本的に非推奨です。

アメリカでは化粧水が置いてなくてビックリ!
【参考】私が持参したスキンケア・メイク用品
アイテム | ポイント |
---|---|
化粧水 | スプレー式の物を持参。毎日使えるフェイスマスクでもOK。 |
乳液 | クリームも◎ |
クレンジング | 使いかけ品は液漏れに注意。オイルタイプを持参。 |
メイク道具 | (ほとんどフルメイクしませんでしたが)フルメイクセットを持参。 携帯用ビューラーにするなど工夫すると◎。 |
日焼け止め | 顔は日焼け止め兼下地が◎。 |
ハンドクリーム | 乾燥対策に。 |
リップケア | スティック型が便利。 |
ヘアミルク・ヘアオイル | ドライヤーの前に塗って髪を傷めないように。 |
生理用品
長期出張では月経のタイミングが重なると思いますので、必ず多めに持っていきましょう。
【参考】私が持参した生理用品
アイテム | 持参数目安(約4ヶ月間分) | ポイント |
---|---|---|
ナプキン(昼用) | 4袋(80枚程度) | 生理期間中はこまめに取り替えたいため、多めに。 |
タンポン | 2箱(60個程度) | 箱が場所を取るので、袋に詰め替えてスーツケースに。 |
おりものシート | 2袋(140枚程度) | 毎日使用するので、滞在日数分持参。 |
収納袋 | 1個 | サニタリーボックスが無いことに備えて、持ち帰り用にビニール袋も持参。 |
鎮痛剤 | 1箱 | 常備薬として頭痛薬と兼用。 |
食・便利グッズ
日本食・お土産
日本茶やインスタントの味噌汁をいくつか持っていきました。
毎日飲んでいたわけではありませんが、慣れ親しんだ味があると心が落ち着きます。
現地のアジア系スーパーでも購入できますが、価格がかなり高いため頻繁には買いませんでした。

日本の3倍程度の価格でしたね…
アメリカ人には個包装のお菓子(例:ラングドシャ)、日本人にはおつまみ(例:柿ピー)がとても好評でした。
また、たまに日本から来た出張者の方から袋ラーメンをいただくことがあり、とても嬉しかったです。
日本の味が恋しくなる場面は意外と多かったです。
電気ケトル
多くのホテルには湯沸かし用の設備(コーヒーメーカーなど)が備え付けられていますが、念のために全世界対応の小型電気ケトル(AC100Vー240V)を持参しました。

ロビーまでお湯を貰いに行くのが面倒なので、持っていきました!
私は特に調べずに持っていきましたが、実際には部屋にコーヒーメーカーがあるホテルもあり、出番が無かったことも。
事前にホテルの設備を確認しておけば、荷物を減らせたかもしれません。
必要かどうか、事前に確認して判断するのがベストです。
折りたたみ傘
出張中は基本的に車移動が中心でしたが、駐車場から建物まで少し歩く場面では重宝しました。
日傘としても使えるタイプの傘であれば、さらに便利です。
ただし、現地では傘をさす人があまりおらず、少し目立つかもしれません。
エンタメ用デバイス(タブレット等)
出張でも土日は自由に過ごせるため、ほとんどの日をホテルで過ごしていました。
部屋にはテレビもありますが、私はもっぱらiPadで動画を視聴していました。

ラジオ感覚でずーっと流しっぱなしにしてました。
同じ時期に出張していた同僚はゲーム機を持参して、日本の友人とオンライン対戦を楽しんでいたそうです。
ただし、一部の動画配信サービスは日本のVPNに接続しないと視聴できないものもあるので、VPN環境を備えておくと安心です。
必要なカバンのサイズ

私は海外出張の際、普段通勤で使用しているバッグと約98Lの大型スーツケースを持参しました。
スーツケースには衣類や仕事道具などをまとめて収納し、ネックピローは外側にくくりつけて持ち運びました。
サイズが大きくても柔らかい素材のネックピローであれば、かさばらずおすすめです。
機内では、基本的に通勤用バッグを手荷物として座席上の収納棚へ。
さらに、フライト中に使用する小物類(マスク・アイマスク・耳栓・衛生用品・充電器など)は、取り出しやすいようにエコバッグにまとめ、座席前の足元スペースに入れていました。
こうすることで、離着陸時にもスムーズに必要な物が使えます。
まとめ:万全な状態で出発しましょう!
初めての海外出張では、持ち物選びからパッキングまで、思った以上に悩むことが多いと思います。
また、どちらに入れようか迷ったら下記の比較表も参考にしてください。
項目 | 機内持ち込み荷物 | 預け入れ荷物 |
---|---|---|
容量・サイズ展開 | 小さい (例:10kg、55x40x25cm程度) | 大きめOK (例:23kgまで、サイズ制限あり) |
液体物の制限 | 厳しい (100ml以下、透明袋に入れる必要あり) | 制限なし (ただし容器の密閉は必須) |
すぐに使えるか | 使える (座席下または上の棚に収納) | 到着後でないと使えない |
紛失・遅延リスク | ほぼなし (自分で管理) | あり (ロストバゲージ、遅延) |
重さの負担 | 自分で持ち運ぶ必要あり | 空港で預けるため楽 |
チェックイン・受取の手間 | 少ない (セキュリティチェックのみ) | 時間がかかる (預け・受け取り) |
破損のリスク | 低い (手元で管理) | 高い (投げられる・潰れる可能性) |
この記事が、少しでも皆さんの準備の助けになれば嬉しいです。
この記事は、私自身の約4ヶ月のアメリカ出張経験をもとに作成しました。
初めてだと何のアイテムだと現地調達できるのか判断が難しいので、なるべく万全の状態で出発したいという思いで執筆しました。
実際に役立ったもの、持って行ってよかったものだけを厳選しています。
今後は、荷物の詰め方やおすすめのアイテムについても、もう少し詳しく紹介していく予定です。
ぜひまた覗いてみてください。